「IT事業に対する財務面での依存度が高いため」? (2)
「かものはしプロジェクト」の書く報告書には、無防備にホンネが現れることが多い。
縛りのきつい助成金であっても勝手に使ってしまうのがこの団体のやり方であるのは「国際ボランティア貯金」の例を見ても明らかだ。
2005年には「財団法人倶進会」から「カンボジアの子供・若者への就職支援」という名目での助成を受けているはずなのだが、この団体の名前すら「年次報告書」には現れない。
http://www.gushinkai.com/jyosei/list.html
この、「パナソニック」に提出された報告文にもいたるところにホンネと思われる記述があるが、しかし、それが何を言っているのかがよく読み取れない。
「パナソニックNPOサポートファンド」の対象期間は、年度ではなく暦年である。
報告書の提出期限は期間終了後3か月以内、といったところだろう。
2008年のその時期、「かものはしプロジェクト」は何をしていただろうか?
そう、ちょうど最初の「ファクトリー」が休止し、単独で活動するために必要なカンボジア当局からの許可を待っている時期に、「7000万円」という数字は書かれた。
6月になってようやく始まった職業訓練の規模の小ささが、この数字の根拠を推測することを困難にする。
設立当初の「かものはしプロジェクト」は、100人規模の「シェルター」を運営するプランを持っていた。その運営費用として掲げられていたのは年間1000万円。
これは事業そのもののコストなのだろうが、それにしてもその7倍もの予算で何をしようというのだろう。7000万円の寄付のほかに「IT事業」の収益もあるのだ。
助成金には制約があるので、立ち上げ期に助成金に頼ってしまうと、事業がイノベーティブにできなくなる可能性がある。縛りのきつくない助成金があるとありがたい。
http://www5.cao.go.jp/keizai2/2008/0623yutakanaooyake/honbun7.pdf
http://www5.cao.go.jp/keizai2/2008/0623yutakanaooyake/honbun7.pdf
縛りのきつい助成金であっても勝手に使ってしまうのがこの団体のやり方であるのは「国際ボランティア貯金」の例を見ても明らかだ。
2005年には「財団法人倶進会」から「カンボジアの子供・若者への就職支援」という名目での助成を受けているはずなのだが、この団体の名前すら「年次報告書」には現れない。
http://www.gushinkai.com/jyosei/list.html
現在、IT事業に対する財務面での依存度が高いため、サポーター事業を通じた収入を増加(年収入7,000万円、会員数千人を想定)するために、従来国際協力に関心が薄くかかわりがない層に関心を持ってもらえるような参加型サポーター事業を展開することは、かものはしプロジェクトにとっての重要課題である。その課題を解決するために、以下のポイントを大事にする。
http://panasonic.co.jp/cca/pnsf/2006/ko_houkoku/kamonohashi.html
http://panasonic.co.jp/cca/pnsf/2006/ko_houkoku/kamonohashi.html
この、「パナソニック」に提出された報告文にもいたるところにホンネと思われる記述があるが、しかし、それが何を言っているのかがよく読み取れない。
「パナソニックNPOサポートファンド」の対象期間は、年度ではなく暦年である。
報告書の提出期限は期間終了後3か月以内、といったところだろう。
2008年のその時期、「かものはしプロジェクト」は何をしていただろうか?
そう、ちょうど最初の「ファクトリー」が休止し、単独で活動するために必要なカンボジア当局からの許可を待っている時期に、「7000万円」という数字は書かれた。
6月になってようやく始まった職業訓練の規模の小ささが、この数字の根拠を推測することを困難にする。
設立当初の「かものはしプロジェクト」は、100人規模の「シェルター」を運営するプランを持っていた。その運営費用として掲げられていたのは年間1000万円。
これは事業そのもののコストなのだろうが、それにしてもその7倍もの予算で何をしようというのだろう。7000万円の寄付のほかに「IT事業」の収益もあるのだ。
by grilled_duckmole
| 2009-01-20 19:01