「地雷の問題や食糧問題、児童買春」?
by 脳内メーカー
「秘」。
変な大学。
いや、そういったカリキュラムだったのではなく、関心がそちらに向いていた、ということなのだろうが。
「食糧問題」、言いかえれば〈飢餓〉。
「児童買春」=「子ども買春」にしても、他には「HIV/AIDS」(かつてならば「結核」)や「こども兵」など、問題それ自体とは別の動機をもって取り組む団体、いってしまえば〈セクト〉的な宗教であったり、〈自己啓発セミナー〉の流れを汲むNGOが目立つ分野だ。
宗教やセミナー団体がNGO活動をするべきではないなどという気はさらさらないが、それらの立ち回り先でおかしな事態が頻発しているのも、また否定しようがない。
たとえば「児童ポルノ(法)」の問題にしても、よくわからない議論が目立つ。
「ピンハネ団体」と「ユニセフ協会」を指弾する声は、決してNGO一般の財務体質には向かわず、特定の団体だけを攻撃する。
昨年12月に開催された第3回「子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」にしても、なぜ一般にはほとんど話題にならないままなのだろう?
この大会、希望すれば参加し発言の機会を得られるといったものではなく、主催者からの招待が必要らしい。
私が19歳、大学2年生のころ、児童買春問題についての世界会議が横浜で開催されたのです。その会議に私は外務省のボランティアで参加する予定でした。そこで私は初めて、児童が売春宿で強制的に働かされ、最後はAIDSになり死んでいくというひどい実態を知ることになりました。
http://www.a-human.net/career/71884i0000000fmz.html
http://www.a-human.net/career/71884i0000000fmz.html
今度は「スタディーツアー」でも「大学の授業」でも「あるNGO」でもなく、「横浜大会」の準備段階で「児童買春問題」を知ったと口にしている。いや、「あるNGO」とは「ユニセフ協会」のことなのだろうか?
そしてユニセフ協会が主催する合宿に参加し、日本の代表として児童買春問題の現状を国際会議でスピーチする機会が与えられました。
http://youthacty2.blog57.fc2.com/blog-entry-4.html
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この「天才」を生み出した「ユニセフ協会」という団体は、やはりどこか怪しい。
「いま東南アジアで起きていることを、もっと皆に知ってもらわないといけない。」帰国してから村田は、徹底的に児童買春問題を調べた。帰国して最初に始めたことは、自分が現地で見てきたことを周囲の多くの人に知ってもらうということだった。「5分だけ話をさせてほしい」と言った国際協力のゼミ。思った以上の反応が嬉しくて、つい授業いっぱい話をしてしまった。「児童買春問題について、まだみんな知らないだけだ。話せばこの問題に、みんなは関心をもってくれる。」そして文化祭やゼミでプレゼンテーションをしてきた村田に、とうとう世界会議という舞台で発言する機会が訪れる。
http://www.kamonohashi-project.net/mission/history/history02.php
http://www.kamonohashi-project.net/mission/history/history02.php
これもまた妙である。
「問題」を知った時期の矛盾のことではなく。
単なる女子大の授業ではなく、「国際協力のゼミ」。
在学していたのは「国際交流学部」。
だが、本木・青木の両名に出会うまで、「ひとりで活動していた」という。
村田理事長は「HIV」と「AIDS」を区別して語ることができないし、「5歳のエイズ孤児の男の子(ときに女の子)」は常にいずれ発症するものとされる。
このころにはすでに発症を抑える多剤投与による療法はかなり確立されているのだが。
村田理事長の語る「AIDS」は、「現代人の血液はドロドロ」といった、感情操作の手口でしかない。
相手にされなかっただけかもしれない、と思う。
<最後に村田早耶香さんからのメッセージ>
「君には無理だと言われ続けてきた
でも、あきらめなければ夢に近づく」
夢をあきらめかけている全ての人々に送りたいと思います。
http://www.glip.co.jp/htm/small/ctg/radio/20070901.html
「君には無理だと言われ続けてきた
でも、あきらめなければ夢に近づく」
夢をあきらめかけている全ての人々に送りたいと思います。
http://www.glip.co.jp/htm/small/ctg/radio/20070901.html
「夢」とはなんだろう?
2007年に、子供を買ったら何年の刑に処する、といった罰則規定のある法律ができましたが、
それでもむしろカンボジアでは児童買春は増えているという見方もあります。
http://www.bookclubkai.jp/interview/contents/top.html
それでもむしろカンボジアでは児童買春は増えているという見方もあります。
http://www.bookclubkai.jp/interview/contents/top.html
どうやら「児童買春の撲滅」のことではないらしい。
by grilled_duckmole
| 2009-02-07 21:49