死ぬまでウソを吐き通すつもりかい? 村田早耶香さん (5)
このインタビューでは、「6歳と12歳の姉妹」に会ったのは「40か所くらいNGOを回った一番最後」「帰国3日前くらい」と答えている。
一週間はあっという間に過ぎていった。
帰国が間近に迫ったある日。
施設の一角に彼女と、
あの12歳の少女が語り合う姿があった。
http://www.melma.com/backnumber_15681_278461/
それが「2003年5月」のカンボジア訪問の際ではないことはこれで確定。引用中の「12歳の少女」は1週間ほどを過ごした「孤児院」の子(12歳は誤記で実際は13歳)だ。
「40か所くらいNGOを回った」のは2004年6月から10月にかけて、現地事務所を開設するために滞在したときのこと。
「12歳の子が編み物を見せてくれた」「ブランコで座ってたら、6歳の子が花を挿して」?
(略)
6歳の妹は近くでリリアンをしています。
http://www.kamonohashi-project.net/news/japan/20041106_66.php
逆じゃん。
この「2003年5月」のプレゼンに登場した「6歳と10歳の女の子」はどこにいたのだろうか? いや、ほんとうにいたのだろうか?
『貯徳時代』のインタビューで、「職業訓練とかを16歳くらいの子が受けている」と答えているように、「6歳と10歳の女の子」が施設でクロマーのような織物を作ったりはしないんだよ。
4部に分かれたインタビューの最初の動画でも、やはり「大学2年生のとき」にカンボジアに行ったとウソを吐いている。
ここでもまた「19歳」と。
(略)
答えが出ないまま過ごす毎日。私は、カンボジアの児童買春を防止する支援をしているけれども、実は、カンボジアには行ったことがない。それで、思いきってカンボジアに行こうと決意したんです。
http://web.archive.org/web/20031011055401/area.dreamgate.gr.jp/kantoa/students/ryuko/05.html
賞金10万円の「5位」になって帰りに焼肉を食べに行ったのは2003年3月10日。
10月生まれなので21歳だ。
[追記]
「40か所くらい」というのも、誇張されている可能性がある。
始めの1ヶ月半はいろいろなNGOの活動を知ることによって刺激を受けた。
http://web.archive.org/web/20050519220041/http://www.kamonohashi-project.net/activity/kamo_2004_midreport.pdf
「児童買春問題」に取り組む団体なら真っ先に訪問すべき施設を「一番最後のほう」に回している時点ですでにおかしい。
当時の事業モデルの参考とするためには、「職業訓練とかを16歳くらいの子が受けている」施設は最適なのだ。
[追記]
『貯徳時代』のインタビューにおかしな発言がある。
「私が会うのが遅かったら」?
関係ないですから。