「来月にはIT部門を株式会社にし」? (1)
> プロジェクトの仕組みはこうだ。日本の企業からウェブサイト管理
> プログラムなどの案件を受注、仕様書を書き、プノンペン大学を中心とする
> IT技術者集団に発注、完成品を日本企業に納品する。一方で現地のNGOと
> 協力し、職業訓練センターの準備を進めてきた。
>
> 今年はプロジェクトにとって節目の年。来月にはIT部門を株式会社にし、
> ほかの部門はNPO法人化を目指す。3月に大学を卒業後、いよいよ現地に
> 長期滞在する予定だ。賛同企業も増え、今年度の利益は約700万円の見込み。
> 職業訓練センターで子供を100人保護するのが目標で、その費用、年間
> 約1000万円に近づいている。
http://web.archive.org/web/20041113000213/www.yomiuri.co.jp/net/digitalian/20040120di01.htm
読売新聞の記者はどうしてこうも揃ってアタマが悪いのだろう。
早乙女泰子記者には「利益」と「売上」の区別すらできないのだろうか?
「職業訓練センター」が設立されてもいないのに、どうして「その費用、年間約1000万円に近づいている」などということが起こりうるのか?
ともあれ、「Xperl」は『IT Pro』のインタビューにある「有限会社」ではなく、株式会社にしたかったらしい。当時、株式会社設立のための最低資本金は1000万円である。「来月には」と答えているのだから、その調達のめどはついていたのだろう。
村田理事長は6月に渡航するが、そのまま長期滞在することはなかった。
駐在員を当初の予定より1名増員し2名としたのは、そのあおりかもしれない。
「Xperl」はNPO法人の一部門になったことで大きなメリットを得ている。
通常のITベンチャーなら事業がスタートしたとしても利益が上がらなければ、資金が引き上げられてあっさりお終いである。
まして「仕様書を書き、プノンペン大学を中心とするIT技術者集団に発注」という「オフショア開発」は、事業として一度も実現していないのだ。
> プログラムなどの案件を受注、仕様書を書き、プノンペン大学を中心とする
> IT技術者集団に発注、完成品を日本企業に納品する。一方で現地のNGOと
> 協力し、職業訓練センターの準備を進めてきた。
>
> 今年はプロジェクトにとって節目の年。来月にはIT部門を株式会社にし、
> ほかの部門はNPO法人化を目指す。3月に大学を卒業後、いよいよ現地に
> 長期滞在する予定だ。賛同企業も増え、今年度の利益は約700万円の見込み。
> 職業訓練センターで子供を100人保護するのが目標で、その費用、年間
> 約1000万円に近づいている。
http://web.archive.org/web/20041113000213/www.yomiuri.co.jp/net/digitalian/20040120di01.htm
読売新聞の記者はどうしてこうも揃ってアタマが悪いのだろう。
早乙女泰子記者には「利益」と「売上」の区別すらできないのだろうか?
「職業訓練センター」が設立されてもいないのに、どうして「その費用、年間約1000万円に近づいている」などということが起こりうるのか?
ともあれ、「Xperl」は『IT Pro』のインタビューにある「有限会社」ではなく、株式会社にしたかったらしい。当時、株式会社設立のための最低資本金は1000万円である。「来月には」と答えているのだから、その調達のめどはついていたのだろう。
村田理事長は6月に渡航するが、そのまま長期滞在することはなかった。
駐在員を当初の予定より1名増員し2名としたのは、そのあおりかもしれない。
「Xperl」はNPO法人の一部門になったことで大きなメリットを得ている。
通常のITベンチャーなら事業がスタートしたとしても利益が上がらなければ、資金が引き上げられてあっさりお終いである。
まして「仕様書を書き、プノンペン大学を中心とするIT技術者集団に発注」という「オフショア開発」は、事業として一度も実現していないのだ。
by grilled_duckmole
| 2007-06-24 14:31