困ったオッサンだ。
〈老人特有の症状〉が出るにはまだ早いと思うんだけど。
栗良平に感動して「栗っ子の会」ができました、みたいなもんです。
その〈感動話〉がウソだとしたら?
2004年6月とか7月に「保護施設」を再訪しようとしたら、「AFESIP」の襲撃事件の関係で叶わなかった、というウソ。だって「AFESIP」襲撃は12月なんだから。
別件、おそらく2005年春の「スタディツアー」で、訪問先に断られたことがあり、それを混ぜ合わせたのだろう。
こうした〈演出〉を随所に盛り込めば、引っかかる人間も出てくる。
〈演出〉どころか〈捏造〉なんだけど。
"mixi"の「かものはしコミュ」と照らし合わせればわかるが、村田理事長は駐在員からの報告をあたかも自分が見てきたかのように織り込んでいる。
他の団体の報告書から引いてきただけのはなしもある。
「親が借金を返すか」というのは、そもそも人身売買取引の典型すら理解できていないことを白状している。
「借金」は売られた娘が一定期間働かされることで消滅するのであり、〈年季が明ける〉前に〈残存債務〉以上の額を払って自由にするのが〈身請け〉、この形での救助活動もかつては行なわれていたし、ジャーナリストのなかにも金銭を払って身柄を解放させた者が何人もいることくらい知っているはずだ。
まともな活動家ならね。
「エイズを発症して」のくだりは映画『闇の子供たち』のシーンをフラッシュバックさせるための仕掛け以上のものではない。
感染から発症まで、どれくらいかかると思っているのだろう。
「児童買春」とは関係ない年齢層・家族構成の者を含む20数名に月にわずかな給料を与えるだけで、それが問題解決に結びついていると考える人間が2000人もいるとは、日本人というのはどうしようもなく〈土人〉ですね。
「THE ALFEEは最強のロックバンド」とか「時東ぁみはアイドルのなかで一番かわいい」とか、そういう明らかに間違った〈信仰〉というのはどこにでも発生するものだけど、実在の問題を〈原理〉に置いて、その解決を遅らせるような〈拝みかた〉っていうのは。
「腕を折られて物乞いにさせられる」「臓器を抜かれる」といった〈フィクション〉は語られるのに、国際結婚や養子縁組のかたちを借りた人身売買について触れられたことはない。
それは、村田理事長がそれらの問題を解決しようとも、知ろうとすらもしていないからだ。
養子縁組といえば、"UNHCR"の親善大使が、のちにビザの不法申請と資金洗浄で逮捕されるブローカーが手配したこどもを養子にしているくらいだし。
歪んだ世界だ。
[追記]
「サポーターデータ」のグラフには、「かものはしプロジェクト」が〈ジジイ転がし〉の団体であるという傾向がしっかり出ている。
〈老人特有の症状〉が出るにはまだ早いと思うんだけど。
片貝 孝夫さん
サポーター3年目
かものはしを知ったのは、知人の紹介で代表の村田さんにお会いしたことがきっかけです。
話を聞いているうちに、涙がポロポロこぼれてきました。その時、「講演会をする機会がほしい」と頼まれましたが、「むしろ定期的に説明会を開いたらどうか」と提案し、二木会が発足したのです。最初の頃は必死で人集めをしましたが、正直ここまで支援の輪が広がるとは想像もしていませんでした。
私は、社会問題をビジネスの手法で解決する、かものはしのやり方に共感しています。これからもずっと支援していきますので、元気でがんばってください。
サポーター3年目
かものはしを知ったのは、知人の紹介で代表の村田さんにお会いしたことがきっかけです。
話を聞いているうちに、涙がポロポロこぼれてきました。その時、「講演会をする機会がほしい」と頼まれましたが、「むしろ定期的に説明会を開いたらどうか」と提案し、二木会が発足したのです。最初の頃は必死で人集めをしましたが、正直ここまで支援の輪が広がるとは想像もしていませんでした。
私は、社会問題をビジネスの手法で解決する、かものはしのやり方に共感しています。これからもずっと支援していきますので、元気でがんばってください。
栗良平に感動して「栗っ子の会」ができました、みたいなもんです。
その〈感動話〉がウソだとしたら?
2004年6月とか7月に「保護施設」を再訪しようとしたら、「AFESIP」の襲撃事件の関係で叶わなかった、というウソ。だって「AFESIP」襲撃は12月なんだから。
別件、おそらく2005年春の「スタディツアー」で、訪問先に断られたことがあり、それを混ぜ合わせたのだろう。
こうした〈演出〉を随所に盛り込めば、引っかかる人間も出てくる。
〈演出〉どころか〈捏造〉なんだけど。
"mixi"の「かものはしコミュ」と照らし合わせればわかるが、村田理事長は駐在員からの報告をあたかも自分が見てきたかのように織り込んでいる。
他の団体の報告書から引いてきただけのはなしもある。
ずっとあのような場所にいて、親が借金を返すか、あの子たちがエイズを発症して、もう客が取れなくなって捨てられるかしか売春宿から出ることができないのなら、彼女達はいったい何のために生まれてきたのか……?
(『いくつもの壁にぶつかりながら』p.140)
(『いくつもの壁にぶつかりながら』p.140)
「親が借金を返すか」というのは、そもそも人身売買取引の典型すら理解できていないことを白状している。
For Vietnamese workers that were sent there by their families or came voluntarily, brothel owners paid each woman’s family or intermediary a sum ranging from $50 to $3000. The women worked off this debt for a period between 6 months and 2 years with an average of 14 clients a week.
http://en.wikipedia.org/wiki/Svay_Pak
http://en.wikipedia.org/wiki/Svay_Pak
「借金」は売られた娘が一定期間働かされることで消滅するのであり、〈年季が明ける〉前に〈残存債務〉以上の額を払って自由にするのが〈身請け〉、この形での救助活動もかつては行なわれていたし、ジャーナリストのなかにも金銭を払って身柄を解放させた者が何人もいることくらい知っているはずだ。
まともな活動家ならね。
「エイズを発症して」のくだりは映画『闇の子供たち』のシーンをフラッシュバックさせるための仕掛け以上のものではない。
感染から発症まで、どれくらいかかると思っているのだろう。
かものはしプロジェクト支援者が2000人を超えた!
2009年06月11日 | こころ
日本人も捨てたものじゃありませんね。カンボジアの児童買春をなくしたい一心で始めた事業。
村田さんが書いた本「いくつもの壁にぶつかりながら」がPHP出版から出ます。みなさん、2冊買って一冊は心ある友人に贈ってください。
2009年06月11日 | こころ
日本人も捨てたものじゃありませんね。カンボジアの児童買春をなくしたい一心で始めた事業。
村田さんが書いた本「いくつもの壁にぶつかりながら」がPHP出版から出ます。みなさん、2冊買って一冊は心ある友人に贈ってください。
「児童買春」とは関係ない年齢層・家族構成の者を含む20数名に月にわずかな給料を与えるだけで、それが問題解決に結びついていると考える人間が2000人もいるとは、日本人というのはどうしようもなく〈土人〉ですね。
「THE ALFEEは最強のロックバンド」とか「時東ぁみはアイドルのなかで一番かわいい」とか、そういう明らかに間違った〈信仰〉というのはどこにでも発生するものだけど、実在の問題を〈原理〉に置いて、その解決を遅らせるような〈拝みかた〉っていうのは。
「腕を折られて物乞いにさせられる」「臓器を抜かれる」といった〈フィクション〉は語られるのに、国際結婚や養子縁組のかたちを借りた人身売買について触れられたことはない。
それは、村田理事長がそれらの問題を解決しようとも、知ろうとすらもしていないからだ。
養子縁組といえば、"UNHCR"の親善大使が、のちにビザの不法申請と資金洗浄で逮捕されるブローカーが手配したこどもを養子にしているくらいだし。
歪んだ世界だ。
[追記]
「サポーターデータ」のグラフには、「かものはしプロジェクト」が〈ジジイ転がし〉の団体であるという傾向がしっかり出ている。
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by grilled_duckmole
| 2009-07-14 14:20