「IT事業に対する財務面での依存度が高いため」? (5)
この動画で青木健太副理事長は、つぎのように語っている。
さきほどもありましたれども、ほんとうに6歳とか12歳のこどもが、無理やり買春宿で働かされている、と。で、いやがると電気ショックを与えられて、で、保護されたこどもも半年くらいその傷が消えなかったり。っていうはなしがあるんですね。
でー、もともとですね、このはなしっていうのは、当時、わたしたちが聞いたときに、そんなことはありえるのかという風に思って、すごく憤りを感じて、で、すごく何かやりたいと言う感じの気持ちになったときに調べていったんですね。
でー、そのときに、最初はタイがすごい、あの2002年ですね、タイがすごい、問題なんじゃないか、と聞いたものですから、タイに調査に行ったりですとか、NGOの調査をしていくなかで、実はタイでは、あのーいまなんか行くと高速道路とかモノレールとか走ってますけども、経済がすごい発展して、小学校をみんな出るようになったんですね、学校を。
でー法執行もだいぶ厳しくなってきて、その、こどもがほんと売られるっていう状況はだいぶ少なくなってきている、と。
で、2002年当時ですねー、それから初めて団体を立ち上げるってときに次に危なくなるのはどこだろう、といったときに、ちょうど99年に、ある程度内戦が落ち着いて、あの、これからまさに経済発展していくと、いうところにあったとなりのカンボジアなんですね。
おわかりだろうか?
村田代表は2001年の大学2年生のころにカンボジアを訪れたと講演やインタビューのたびに吹聴しているが、それが完全な嘘であることがこれで確定したといっていいだろう。
行ったのはあくまでもタイであって、だからこそタイから候補地の検討がされているのだ。
2001年、本当に「6歳と12歳の姉妹」に出会っていたのなら、そんな遠回りをする必要がない。
http://smpy.jp/int/int0006_a.html
青木健太副理事長の「憤り」、これも嘘だ。
「関係ないじゃん」、それが実際のところだろう。いまもむかしも。
「社会起業家」として「成功」したかっただけで、児童買春という問題に、彼は何の思い入れもない。
だからこそ、嘘に嘘を塗り重ねて活動を続けることができるのだろうし、「99年」に「内戦」が「落ち着い」たなどというトンチンカンなことを平然と口にできるのだろう。
もちろん、「正念場」である2008年をどのような結果で迎えても、「解散」など考えてもいないのは明らかだ。
NGOのふりをしているから"JICA"から随意契約でweb制作の仕事を取ってこれるのである。