「成長」? (3)
その本木副理事長のブログが再開されている。
「カンボジア」
http://keisuke.vox.com/
「かものはしプロジェクト」の「駐在員日記」は昨年4月が最後の更新だが(その前は一昨年5月)、本木副理事長の個人ブログは頻繁に更新されている。
大企業の中でノーマークな人間だったのに、実はすごいじゃんみたいな。
草の根で全然眼が出てないのに、10年後にはすんごいことやってるみたいな。
そんでセクハラ。それは決定事項にした。
どっちを選ぼうかな。楽しみだ。
http://web.archive.org/web/20040613184543/blog.xperl.jp/mahiyah/archives/000057.html
内定を蹴って「かものはしプロジェクト」を選んだ本木副理事長。
といってももうすでに暗くて、家の中は真っ暗で何も見えない。
残念だ。
http://keisuke.vox.com/library/post...
予定通り「セクハラ」にはげんでいるようである。
本木副理事長のブログに、飾りはない。
「かものはしプロジェクト」がもったいをつけて小出しにしている情報も、
いらっしゃっていて、ずっと新商品の開発と技術面の
指導をしてくれていました!
http://keisuke.vox.com/library/post...
ほぼリアルタイムである。
問題を解決するためにはどうすればよいか、
そもそもそれは問題なのか、という感じであった。
http://keisuke.vox.com/library/post...
その後いぐさ製品の販売支援を中止した経営者グループも登場する。
東京向けの生産でてんぱっていた時に、3ヶ月休みくれと
言われたときはかなり厳しかったなぁー。
http://keisuke.vox.com/library/post...
「ファクトリー」開所式に「ワーカー」代表で挨拶した彼女が、農繁期に休みを取ったことすら明かされている。
http://www.life.wakayama-u.ac.jp/file/shougainews29.pdf
村田早耶香理事長のことばと、どちらにリアリティがあるだろうか?
新学期早々、出稼ぎに出ているのだ。
村で募集があった、ちょっと遠くの村への農業手伝いの仕事にも
行っていた模様。
彼らはみんな農家だから、ファクトリーの仕事のために
農業できないっていのは本末転倒。なので、お休みになった。
復帰したかったらしいんだけど、なかなか言い出せなかったんだって。
うちのスタッフは「君は本当にファクトリーで働きたいか。誠意を
見せてくれ」とか言ったらしい。そんなこと言わないでもいいじゃん、
と思いつつ、そういう気持ちを確かめることって大事だね。
現地で暮らせば、いかに自分の団体がおかしなことばかりいってきたか、気づかずにはいられないだろう。
その問いのひとつの答えは「貧困」にあります。
カンボジアのとある村の20~30%の農民が保持している田んぼは非常に小さく、1年間で6ヶ月分のお米しか収穫できないところもあります。
http://www.kamonohashi-project.net/problem/
とはいえ、米は作らなければならないのである。
先の調査でカンボジアの人口は1300万人台と意外に少なかったが、政情が安定したあとのベビーブーム世代が親となる時期が来て、これから人口は増加していく。
2007年の夏のように「出稼ぎにいってしまった。今日の現金がほしいのだ」と休止した「ファクトリー」を見て嘆くのがいかに勝手なことか、そろそろわかっただろうか。
職業訓練と仕事を提供するプロジェクトを行っています。
職業訓練と仕事を提供する場所、それがコミュニティファクトリーです!
http://www.kamonohashi-project.net/activity/
だとするなら、「ワーカー」に面と向かって、「みなさんの妹や娘さんを売らなくてすむように、わたしたちはこの施設を運営しています」といえなくちゃいけないね。
いえるのか? そんなこと。
その成果を企業のように金銭で計測することが難しいのです。
そのため、その分野の専門家以外は
そのNGOがよいNGOなのかどうかまったく不明になっているのです。
だから、甘えてしまう。
広報をするとき
「こんな感動エピソードが!!!」という形になってしまって、
その裏で実はあまり事業がうまくいっていないことがあります。
いや、事業がうまくいっていないときこそ、
「うまくいっていない」と言ったら
ますます支援を受けづらくなってしまうので、
そういうことがおきやすいとも言えます。
これはNGOの人が悪いとか、見る側の見識が足りないとか
そういう問題ではなく、ただどうしても構造的にそうなってしまう
問題なのだと考えられます。
その構造に抗うために、かものはしはなるべく
事業をオープンに良いことも悪いこともお伝えすることによって
厳しく事業を運営し、本質的に成果が出せるように
努力していこうと思っています。
http://www.kamonohashi-project.net/news/notes/20060801_255.php
民主党並みのブーメラン発言。
生きている人間を死んだことにしてまで作られる「感動エピソード」、農作業の出稼ぎに行っていることを隠しての「感動エピソード」。他の団体の功績を横取りして語られる「感動エピソード」。
それに頼り切っているのがこの団体じゃないのか?
団体関係者によると思われるブログが、もうひとつある。
"KAMONOHASHI Project - Providing skill & job opportunities to reduce poverty in Cambodia"
http://kamo-cambodia.blogspot.com/
誰が担当しているのかわからないが、可部メンバーよりも丁寧な英語で書かれている。
http://kamo-cambodia.blogspot.com/2008/11/...
現地の警察幹部が「ファクトリー」開きに出席していることがきちんと書かれている。
訓練生たちもみんなちょっとおしゃれをして参加していました。
http://www.kamonohashi-project.net/news/cf/20081024_470.php
隠してもしかたないじゃん。
ファクトリー開設にあたっては、村長や村の有力者たちと
事前に綿密なミーティングを行いました。
http://www.bookclubkai.jp/interview/contents/top.html
「有力者」って誰?