「ワーストシナリオ」(本木恵介副理事長) ? (2)
本木恵介副理事長は「シナリオ」を「仮説」と位置づける。
> これらは仮説であり、現在検証中という位置づけではないか?
> 仮説1 VTCの収益モデルとしてのプロフィットセンターモデル
> 仮説2 オフショアによるプロフィットセンターモデル
>
> これらは仮説であるから、検証する。
http://web.archive.org/web/20040821125541/blog.xperl.jp/mahiyah/archives/2004_05.html
「プロフィット」が思考の中心に据えられている。「児童買春問題の解決」にとっての有効性、という切り口からは検討されていない。
> そして、その一方で、オプションを持つ。
> 仮説1に関して、事業化によるプロフィットセンターモデルではなく
> フォスタープラン的な可能性、実績を出し続けて助成金で回すモデル。
まだ軌道に乗っていない現在、「コミュニティファクトリー」はこのオプションに近い。施設建設は一企業の寄付で賄われ、盛んに「サポーター」が募集されている。
ただし、「フォスタープラン」は〈子ども参加〉を前提にした活動を行なう点で、「コミュニティファクトリー」事業とはまったく性質が違う。
しかし、生産物の販路を求めて右往左往していることから「プロフィットセンター」としての位置づけは現在も捨てられていない。
この"KAK Souvenir Products"というブランド名を持つらしい「コミュニティファクトリー」の生産物の売り上げがどこに入るのかは、依然として謎のままである。
> 仮説2に関して、オフショアではなく、観光モデル、絹織物モデル
> 人材派遣モデル。
「人材派遣モデル」という着想から1年半たっても、実現可能性について一切の検証がされていないのは、本木副理事長の「はてなダイアリー」での発言を見ればわかる。
〈非営利特定活動に係る事業〉としての「観光モデル」は、これまで一度も発表されたことがない。
> このような様々な仮説の中で、現在もっとも有力な仮説が
> オフショアープロフィットセンターモデル。
> これが一番有力でインパクトが大きいと思っていて、これが成功すれば
> えらいことになると信じている。
なぜ「有力」か? それはすでに「Xperl」がすでに「システム開発」事業を行なっているという「強み」があると思い込んでいたからだろう。
観光業・織物業・労働者派遣業、これらについては経験も知識もない。
そしてなぜ「インパクトが大きい」のか。人件費の「10倍」の内外格差が大きな利益をもたらすことができると信じていたからだろう。
> しかし本当に成功するというところまでは言わなくてもよいし、いえないだろう。
> 今、このビジネスモデルで必ず成功するか試しているところ。
ちょうどこの文章が書かれた2003年5月に"COCC"への試験発注が行なわれた。
しかし、それが現在までに行なわれた唯一の「検証」である。
> これらは仮説であり、現在検証中という位置づけではないか?
> 仮説1 VTCの収益モデルとしてのプロフィットセンターモデル
> 仮説2 オフショアによるプロフィットセンターモデル
>
> これらは仮説であるから、検証する。
http://web.archive.org/web/20040821125541/blog.xperl.jp/mahiyah/archives/2004_05.html
「プロフィット」が思考の中心に据えられている。「児童買春問題の解決」にとっての有効性、という切り口からは検討されていない。
> そして、その一方で、オプションを持つ。
> 仮説1に関して、事業化によるプロフィットセンターモデルではなく
> フォスタープラン的な可能性、実績を出し続けて助成金で回すモデル。
まだ軌道に乗っていない現在、「コミュニティファクトリー」はこのオプションに近い。施設建設は一企業の寄付で賄われ、盛んに「サポーター」が募集されている。
ただし、「フォスタープラン」は〈子ども参加〉を前提にした活動を行なう点で、「コミュニティファクトリー」事業とはまったく性質が違う。
しかし、生産物の販路を求めて右往左往していることから「プロフィットセンター」としての位置づけは現在も捨てられていない。
この"KAK Souvenir Products"というブランド名を持つらしい「コミュニティファクトリー」の生産物の売り上げがどこに入るのかは、依然として謎のままである。
> 仮説2に関して、オフショアではなく、観光モデル、絹織物モデル
> 人材派遣モデル。
「人材派遣モデル」という着想から1年半たっても、実現可能性について一切の検証がされていないのは、本木副理事長の「はてなダイアリー」での発言を見ればわかる。
〈非営利特定活動に係る事業〉としての「観光モデル」は、これまで一度も発表されたことがない。
> このような様々な仮説の中で、現在もっとも有力な仮説が
> オフショアープロフィットセンターモデル。
> これが一番有力でインパクトが大きいと思っていて、これが成功すれば
> えらいことになると信じている。
なぜ「有力」か? それはすでに「Xperl」がすでに「システム開発」事業を行なっているという「強み」があると思い込んでいたからだろう。
観光業・織物業・労働者派遣業、これらについては経験も知識もない。
そしてなぜ「インパクトが大きい」のか。人件費の「10倍」の内外格差が大きな利益をもたらすことができると信じていたからだろう。
> しかし本当に成功するというところまでは言わなくてもよいし、いえないだろう。
> 今、このビジネスモデルで必ず成功するか試しているところ。
ちょうどこの文章が書かれた2003年5月に"COCC"への試験発注が行なわれた。
しかし、それが現在までに行なわれた唯一の「検証」である。
by grilled_duckmole
| 2007-06-22 15:54