「人間学」? (1)
『貯徳時代』なるウェブマガジンの最新号に、村田早耶香理事長のインタビューが掲載されている。
『貯徳時代』の購読料は月額1050円(1年契約9240円)であるが、村田理事長インタビューは無料コンテンツの扱いで、pdfファイルで読むことができる。
「村田の伝えたいこと」(『貯徳時代』2008年6月号)
http://da-na.jp/download/200806/200806-02tokinodanna.pdf
内容には特に目新しさはない。これまでと同じことの繰り返しに終始している。
さすがに「月3000円あれば、6人兄弟のいる一家庭が生活することが出来る」といった粗雑な発言は控えるようになったようだが、ここには最近の物価上昇が家計に及ぼす影響などはいっさい考慮されていない。
さらに、「かものはしプロジェクト」は既存の「コミュニティーファクトリー」の運営から手を引き、新規「ファクトリー」はカンボジア政府から活動の公認待ちの状態である。
つまり、現状では賃金を支払っているという事実などないはずなのだが、平然と放たれる活動実態と乖離した発言もまた健在である。
『貯徳時代』とは、どのような媒体なのだろうか?
グレッグ・ブレーデン(Gregg Braden)は、いわゆる「スピリチュアル」方面の著者。
「ニューヨークタイムズのベストセラー作家」といっても、書評で絶賛されたというわけではない。単に"Best Sellers"のコーナーにランクインしたというだけである。
なかなか〈豪華〉な執筆人である。
『貯徳時代』の売り文句は「人間学を学べるオンラインウェブマガジン」である。
ということは、「オンライン」ではない「ウェブマガジン」があるのだろうか? いや、突っ込みどころはそこではない。
ここで「人間学」は、哲学のある領域を指す通常の意味とは少々異なるニュアンスで使われているようだ。
このような用法に従って。
『貯徳時代』の購読料は月額1050円(1年契約9240円)であるが、村田理事長インタビューは無料コンテンツの扱いで、pdfファイルで読むことができる。
「村田の伝えたいこと」(『貯徳時代』2008年6月号)
http://da-na.jp/download/200806/200806-02tokinodanna.pdf
内容には特に目新しさはない。これまでと同じことの繰り返しに終始している。
【村田】 いま私たちの活動というのは、大きく分けて二つあります。一つめが農村の親に仕事を与えるために、民芸品を作っているんです。(略)これをカンボジアの観光客向けに売っていて、この収益をもとに活動しています。その売り上げ、利益の中から賃金として、三千円から四千円を支払っていて、そうすると一家庭が一月生活できるんですね。
【時嗣】 三千円から四千円で一月生きられるんですか? 一家庭が?
【村田】 そうです、一家庭が生活できます。もちろん、お米を作ってプラスアルファという形にはなるんですけど、それで暮らせるので、その収入があれば子供を手放さなくていいんですね。
【時嗣】 三千円から四千円で一月生きられるんですか? 一家庭が?
【村田】 そうです、一家庭が生活できます。もちろん、お米を作ってプラスアルファという形にはなるんですけど、それで暮らせるので、その収入があれば子供を手放さなくていいんですね。
さすがに「月3000円あれば、6人兄弟のいる一家庭が生活することが出来る」といった粗雑な発言は控えるようになったようだが、ここには最近の物価上昇が家計に及ぼす影響などはいっさい考慮されていない。
さらに、「かものはしプロジェクト」は既存の「コミュニティーファクトリー」の運営から手を引き、新規「ファクトリー」はカンボジア政府から活動の公認待ちの状態である。
つまり、現状では賃金を支払っているという事実などないはずなのだが、平然と放たれる活動実態と乖離した発言もまた健在である。
『貯徳時代』とは、どのような媒体なのだろうか?
今日は月刊 貯徳時代最新号の発行日です!
今日の12時からご覧いただけます!
ガン細胞が2分で消滅!
望むことを引き寄せる最もパワフルな力は、
【祈り】に、そして誰もが持つ【●●】にあった!!
●日本一の貯徳旦那の部屋のゲストは、
ニューヨークタイムズのベストセラー作家
グレッグブレーデンさん
●時のマドンナは
かものはしプロジェクト共同代表の
村田早耶香さん
http://danablog.blog27.fc2.com/blog-entry-72.html
今日の12時からご覧いただけます!
ガン細胞が2分で消滅!
望むことを引き寄せる最もパワフルな力は、
【祈り】に、そして誰もが持つ【●●】にあった!!
●日本一の貯徳旦那の部屋のゲストは、
ニューヨークタイムズのベストセラー作家
グレッグブレーデンさん
●時のマドンナは
かものはしプロジェクト共同代表の
村田早耶香さん
http://danablog.blog27.fc2.com/blog-entry-72.html
グレッグ・ブレーデン(Gregg Braden)は、いわゆる「スピリチュアル」方面の著者。
「ニューヨークタイムズのベストセラー作家」といっても、書評で絶賛されたというわけではない。単に"Best Sellers"のコーナーにランクインしたというだけである。
『貯徳時代』連載陣
いたる(路上詩人・言霊屋)
市橋亮一(内科医・病理医)
大島佳子(O.K.Evolution代表)
小田真嘉(ブーストパートナーズ㈱代表取締役)
篭池哲哉(人材教育ドットコム 代表)
佐藤孝治(株式会社ジョブウェブ 代表取締役)
鈴木惣士郎(有限会社ストーリアム 代表取締役)
諏訪ゆう子(『笑顔力。』笑顔セミナー主宰)
はづき虹映(数秘学マスター・スピリチュアルコーチ)
藤沢烈(株式会社RCF 代表取締役)
マツダミヒロ(『魔法の質問』質問力プロデューサー)
松本竜弥(悩み相談サイト『心の癒し』主宰)
松本和彦(有限会社プリムス代表)
本田晃一
山本時嗣(株式会社だーな 代表取締役)他
http://www.e-kouen.tv/link2.php?host_id=0000000093
いたる(路上詩人・言霊屋)
市橋亮一(内科医・病理医)
大島佳子(O.K.Evolution代表)
小田真嘉(ブーストパートナーズ㈱代表取締役)
篭池哲哉(人材教育ドットコム 代表)
佐藤孝治(株式会社ジョブウェブ 代表取締役)
鈴木惣士郎(有限会社ストーリアム 代表取締役)
諏訪ゆう子(『笑顔力。』笑顔セミナー主宰)
はづき虹映(数秘学マスター・スピリチュアルコーチ)
藤沢烈(株式会社RCF 代表取締役)
マツダミヒロ(『魔法の質問』質問力プロデューサー)
松本竜弥(悩み相談サイト『心の癒し』主宰)
松本和彦(有限会社プリムス代表)
本田晃一
山本時嗣(株式会社だーな 代表取締役)他
http://www.e-kouen.tv/link2.php?host_id=0000000093
なかなか〈豪華〉な執筆人である。
『貯徳時代』の売り文句は「人間学を学べるオンラインウェブマガジン」である。
ということは、「オンライン」ではない「ウェブマガジン」があるのだろうか? いや、突っ込みどころはそこではない。
ここで「人間学」は、哲学のある領域を指す通常の意味とは少々異なるニュアンスで使われているようだ。
講義は、知識を詰め込む「知育」ではなく、人間力を磨くことを主眼とした「人間学」や軸のブレのない意思決定のための経営学、さらにはインターネット時代の企業経営などについてSBIホールディングス株式会社の代表取締役でもある北尾が語ります。
http://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2006/0908_a.html
http://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2006/0908_a.html
このような用法に従って。
by grilled_duckmole
| 2008-06-06 21:11