「生きる力」? (2)
「かものはしプロジェクト」の使う「生きる力」、「人間的な成長」とセットになっていることからもわかるように、これも独特の用語である。
この「気づき」や「学び」も。
東大の教員は、いつからここまでバカになってしまったのだろうか?
これらの「気づき」に対応するのは"Aware(ness)"である。
「自己啓発セミナー」という訳が当てられた"Large Group Awareness Training Seminar"に含まれる、あの"Awareness"。
同様に、「スタディツアー」の説明文に現れる「出逢い」は、"encounter"そのものである。
「かものはしプロジェクト」の「年次報告書」に、不思議な使われ方をされていることばがあった。
それは「ロールモデル」。
これも〈自己啓発〉の文脈で好んで使われるものだ。
通常ならば「パイロットプロジェクト」とでもすべきところである。
いつからか、「かものはしプロジェクト」の放つことばの端々から、〈セミナー〉的な臭いが濃厚に漂ってくるようになった。
「レインボーキッチン」と組んだ「世界平和のための新しいアプローチ」というイベントは、その極端な例である。
池田大作を称える珍妙で南無妙なrhymeを繰り出すラッパーなど、「創価学会」信者が目立った「レインボーキッチン」だが、サイトは消滅してしまったようだ。
かものはしのスタディツアーでは様々な出逢いがあり、
そこから気づきや学びがたくさんあります。
http://www.kamonohashi-project.net/news/006/20080128_403.php
そこから気づきや学びがたくさんあります。
http://www.kamonohashi-project.net/news/006/20080128_403.php
この「気づき」や「学び」も。
受講者の「気づき」を促したい
今日のセッションでは「気づき」をもらいました
などという風に使われる。仕事上言葉には一応敏感なので、この言葉を聞くたびに、僕にはビビビとくる。
(略)
ちなみに、この「気づき」を英語に直すと、おそらく「Learn ちょめちょめ from ちょめちょめ」であろう。断言できる自信はないが、おそらく「Notice」ではない。ね、Learnという言葉がしっかりでているでしょ。
気づきとは「学び」である。
http://www.nakahara-lab.net/blog/2008/04/post_1215.html
今日のセッションでは「気づき」をもらいました
などという風に使われる。仕事上言葉には一応敏感なので、この言葉を聞くたびに、僕にはビビビとくる。
(略)
ちなみに、この「気づき」を英語に直すと、おそらく「Learn ちょめちょめ from ちょめちょめ」であろう。断言できる自信はないが、おそらく「Notice」ではない。ね、Learnという言葉がしっかりでているでしょ。
気づきとは「学び」である。
http://www.nakahara-lab.net/blog/2008/04/post_1215.html
東大の教員は、いつからここまでバカになってしまったのだろうか?
これらの「気づき」に対応するのは"Aware(ness)"である。
「自己啓発セミナー」という訳が当てられた"Large Group Awareness Training Seminar"に含まれる、あの"Awareness"。
同様に、「スタディツアー」の説明文に現れる「出逢い」は、"encounter"そのものである。
「かものはしプロジェクト」の「年次報告書」に、不思議な使われ方をされていることばがあった。
それは「ロールモデル」。
これも〈自己啓発〉の文脈で好んで使われるものだ。
通常ならば「パイロットプロジェクト」とでもすべきところである。
いつからか、「かものはしプロジェクト」の放つことばの端々から、〈セミナー〉的な臭いが濃厚に漂ってくるようになった。
「レインボーキッチン」と組んだ「世界平和のための新しいアプローチ」というイベントは、その極端な例である。
人として成長していきラピュタへ近づいていくことは、
自分に関わる全ての人の成長、心の平和、世界平和へと繋がっていく。
http://rainbow-kitchen.yon.to/target.html(消滅)
自分に関わる全ての人の成長、心の平和、世界平和へと繋がっていく。
http://rainbow-kitchen.yon.to/target.html(消滅)
池田大作を称える珍妙で南無妙なrhymeを繰り出すラッパーなど、「創価学会」信者が目立った「レインボーキッチン」だが、サイトは消滅してしまったようだ。
by grilled_duckmole
| 2008-08-15 14:49