"Wathnakpheap"からの返事 (4)
"WP"に両団体のあいだで交わされた"MoU"を見せてほしいと頼んでみたが、「利害関係者以外には公表しないキマリ」とやらで断られてしまった。
"WP"と「かものはしプロジェクト」、どちらの団体の主張が正しいのだろう?
まず、この部分。
「年次報告書」には、
とある。
「ミクシィ」では、
となっている。
やはり、「かものはしプロジェクト」はドナーであり、その他の役割は一般的な意味でのマーケティングと品質管理に限定されていたのだろう。
しかも、品質カイゼンには失敗している。
つぎに、ここ。
「ミクシィ」では、
と、ほぼ正反対のことが書いてあるのだが、それが「年次報告書」では、
と表現されている。
やはり、"WP"の言い分が正しいのだろう。
最初から疑っていないけど。
「本格的にかものはしが管理をすることにな」ったのは「かものはしプロジェクト」スタッフのかってな思い込みで、"MoU"にないそのような行為はやめさせる必要があったのだろう。
「年次報告書」に「資金はかものはしとヨーロッパ系NGOが拠出し」とあるように、「試行錯誤」だといって計画とは違う運営をはじめたり、「かものはしとWP共同で実施」などと体制を変えられては、他のドナーに対して説明ができない。
ところで、〈一般的な意味でのマーケティング〉と書いたのにはワケがある。
"marketing"という語の指す概念にはブレがあり、最終的な販売まで含んで使われることも多くなっている。
そして、クメール語には"marketing"に対応する単語はない。
某ネットアイドルに聞いてみたら「とむにゃ とむのん てぃー ぷさー」かな、だって。
だから〈契約〉というはなしに持ち込んでしまえば、「われわれが原価で買っても、それをわれわれが販売することは、在庫の消化に役立っている」などという主張も通りかねない。
ふつーはそんなことしないけどね、NGOなら。
ウソなんですよ、この図。
そこはやりたければ勝手にやってくれ、ってこと。
卸値どころか工場直売価格で仕入れてプノンペンやシェムリアプや日本で売る。それが「かものはしプロジェクト」のやろうとしていること。
そしてそれは、「ファクトリー」の「自立収益化」のための製品販売ルートと競合する。
こんなの、どこが「フェアトレード」なんだ?
"WP"と「かものはしプロジェクト」、どちらの団体の主張が正しいのだろう?
まず、この部分。
合意されたのは、「かものはしプロジェクト」は(あくまで)ドナーであり、実際に事業を実施するのは"WP"である、ということです。
加えて、マーケティングと製品の品質を(観光客向けの)市場に通用するものにするための指導を「かものはしプロジェクト」が行なう、ということでしたが、管理運営の業務には関与しないはずでした。
加えて、マーケティングと製品の品質を(観光客向けの)市場に通用するものにするための指導を「かものはしプロジェクト」が行なう、ということでしたが、管理運営の業務には関与しないはずでした。
「年次報告書」には、
現地NGOは戦略性と資金力が乏しく、そこを補う形での提携です。
かものはしは資金を提供し、一緒に働いて多くのことを学んだ
とある。
「ミクシィ」では、
なので、イグサマットに加えてイグサバッグのマーケティングと販売経路の開拓にも協力して力を入れています。
バックが売れれば生地のマットも売れる。
今週はタイ国境の街ポイペトへ
『タイ向けにマットが売れるのか?』
マーケティング&営業に行きます。
(2007年2月12日)
バックが売れれば生地のマットも売れる。
今週はタイ国境の街ポイペトへ
『タイ向けにマットが売れるのか?』
マーケティング&営業に行きます。
(2007年2月12日)
となっている。
やはり、「かものはしプロジェクト」はドナーであり、その他の役割は一般的な意味でのマーケティングと品質管理に限定されていたのだろう。
おなじいぐさ商品で違う生産者がつくっているものとくらべて
「どっちがよいと思う?」と聞くと
「自分たちのほうが悪い」とみな答えます。
http://www.kamonohashi-project.net/news/cf/20071001_349.php
「どっちがよいと思う?」と聞くと
「自分たちのほうが悪い」とみな答えます。
http://www.kamonohashi-project.net/news/cf/20071001_349.php
しかも、品質カイゼンには失敗している。
つぎに、ここ。
「かものはしプロジェクト」のスタッフは、彼らが出資した(スピアン・トノーッにあるマットを織る)「ファクトリー」の運営にまつわる諸業務は、すべてドナーである「かものはしプロジェクト」の承認が必要であると考えていました。それは、(彼らの出資した「ファクトリー」に)関連する(マットを加工する)"WP"が運営するプロジェクトにまで及びました。
そのため"WP"の現場スタッフは混乱をきたしました。
そのため"WP"の現場スタッフは混乱をきたしました。
「ミクシィ」では、
まだ、注文分の製品をつくり終えていないのに。納期は来週なのにっ。というか、加工センターにこれから手を入れてこうっていう時に!
(織りセンターに加え、加工センターも7月~本格的にかものはしが管理をすることになりました。)
(2007年7月6日)
(織りセンターに加え、加工センターも7月~本格的にかものはしが管理をすることになりました。)
(2007年7月6日)
と、ほぼ正反対のことが書いてあるのだが、それが「年次報告書」では、
2007年7月~
WPの希望により、WPのスタッフが運営の中心に
WPの希望により、WPのスタッフが運営の中心に
と表現されている。
やはり、"WP"の言い分が正しいのだろう。
最初から疑っていないけど。
「本格的にかものはしが管理をすることにな」ったのは「かものはしプロジェクト」スタッフのかってな思い込みで、"MoU"にないそのような行為はやめさせる必要があったのだろう。
「年次報告書」に「資金はかものはしとヨーロッパ系NGOが拠出し」とあるように、「試行錯誤」だといって計画とは違う運営をはじめたり、「かものはしとWP共同で実施」などと体制を変えられては、他のドナーに対して説明ができない。
ところで、〈一般的な意味でのマーケティング〉と書いたのにはワケがある。
"marketing"という語の指す概念にはブレがあり、最終的な販売まで含んで使われることも多くなっている。
そして、クメール語には"marketing"に対応する単語はない。
某ネットアイドルに聞いてみたら「とむにゃ とむのん てぃー ぷさー」かな、だって。
だから〈契約〉というはなしに持ち込んでしまえば、「われわれが原価で買っても、それをわれわれが販売することは、在庫の消化に役立っている」などという主張も通りかねない。
ふつーはそんなことしないけどね、NGOなら。
ウソなんですよ、この図。
そこはやりたければ勝手にやってくれ、ってこと。
卸値どころか工場直売価格で仕入れてプノンペンやシェムリアプや日本で売る。それが「かものはしプロジェクト」のやろうとしていること。
そしてそれは、「ファクトリー」の「自立収益化」のための製品販売ルートと競合する。
こんなの、どこが「フェアトレード」なんだ?
by grilled_duckmole
| 2008-08-30 13:23