[国際ボランティア貯金](7):「専門家」?
どうしてゆうちょの中の人は、こんな申請を通してしまったのだろう?
(2) 「専門家・スタッフの派遣予定」
ア [派遣期間]と「(活動日数)」は異なりますので注意してください([派遣期間]は現地に滞在する予定の期間、「(活動日数)」は現地で当申請事業に当たる日数)。
イ スタッフを派遣する場合、[派遣者が有する資格]にはこれまで同様の事業に携わった経験の有無等、現地へ派遣するにふさわしいと判断し得る事項を記入してください。
ウ 派遣者が、他の助成金等により行う事業と併任する場合は、国際ボランティア貯金の配分事業における活動日数が分かるように記入してください。
http://www.yuchokampo.go.jp/yucho/volpost/pdf/vol_post09.pdf
ア [派遣期間]と「(活動日数)」は異なりますので注意してください([派遣期間]は現地に滞在する予定の期間、「(活動日数)」は現地で当申請事業に当たる日数)。
イ スタッフを派遣する場合、[派遣者が有する資格]にはこれまで同様の事業に携わった経験の有無等、現地へ派遣するにふさわしいと判断し得る事項を記入してください。
ウ 派遣者が、他の助成金等により行う事業と併任する場合は、国際ボランティア貯金の配分事業における活動日数が分かるように記入してください。
http://www.yuchokampo.go.jp/yucho/volpost/pdf/vol_post09.pdf
これは現行の申請要綱。
「資格」?
「職業訓練」なら家庭科教師とか洋裁経験○○年とかだし、「センター建設」なら建築士とか大工とか。そういうのが「資格」。
だからここは、「ファクトリー」担当の日本人駐在員の名前を書いておくべきところ。
分野は違いこそすれ、常駐している担当者がいるのに「職業訓練」の専門性を有しない理事が3度も訪問するのは、まったくのムダだ。
3回の「派遣」に対して、渡航・滞在費として各15万円の補助が申請され、旅費については1回7万円、滞在費は1回3万円の配分が決定している。
本木副理事長には滞在期間に関わらず1回10万円(3回めのみ7万円)の「日当」が支給され、3回の渡航に対して配分されたはずの9万円は最初の「派遣」で消化されたことになっている。
おもしろい使い方ですね。
「派遣」中の具体的な行動も「完了報告書」に添付されているが、
19年9月11日
シェムリアップ市
日本のアジア雑貨販売業者をセンターに案内する(営業活動の一環)。今後の、取引内容・条件について協議をする。
シェムリアップ市
日本のアジア雑貨販売業者をセンターに案内する(営業活動の一環)。今後の、取引内容・条件について協議をする。
この、8月29日~9月25日の28日間にまたがる「派遣」は、実質12日(本来は除外されるべき4日の移動日を含む)とされている。
19年11月30日
プノンペン市
プロジェクト状況が芳しくないためスタッフのモチベーションをケアするためスタッフとの面談を2件実施。
(略)
19年12月6日
プノンペン市
スタッフ側から提携NGOとの関係性を不安視する質問が出たため、同上の目的のもとで、提携NGOとの関係がなぜよくないのか、どうすればよいのか、についてワークショップを開催した。
プノンペン市
プロジェクト状況が芳しくないためスタッフのモチベーションをケアするためスタッフとの面談を2件実施。
(略)
19年12月6日
プノンペン市
スタッフ側から提携NGOとの関係性を不安視する質問が出たため、同上の目的のもとで、提携NGOとの関係がなぜよくないのか、どうすればよいのか、についてワークショップを開催した。
何してるんだか。
by grilled_duckmole
| 2008-10-05 11:40