以前はかなり雑多なキーワードが設定されていたようだが、今回はちょっとようすが違うので調べてみた。
ほとんど「寄付(寄附)」「募金」の2点張りに近いのではないかと思える。
「カンボジア」「シェムリアップ」「NGO」「NPO」「社会起業」などには反応しない。
「チャリティー」でも出ない。
"AdSense"広告を大々的に採用している「Amebaブログ」を対象に「寄付」または「募金」を含む記事を調べてみたが、出現率はきわめて高い。
また、「公共広告」扱いにはなっていないが、クリックしても課金は発生しないようである。
広告の文面はつぎのようなもの。
カンボジアの子ども達を守る月々1000円の寄附を募集しています
カンボジアの子ども達を守る支援サポーターを募集しています
子ども達の涙を笑顔に変える為にあなたにお願いがあります。
人身売買問題の根本解決の為に、私達と一緒に立ち上がりませんか?
今もカンボジアで渦巻く人身売買問題私達は根本解決に挑戦しています。
「月々1000円から寄付が可能」については「寄附」となっているバージョンもあるなど、まあ、あざといというかなんというか。
で、いつから「人身売買問題の根本解決」に取り組む団体になったのさ?
もうひとつだけキーワードを発見した。
子ども達の涙を笑顔に変える為にあなたにお願いがあります。
「闇の子供たち」だ。
「まるやきずむ」に「かものはしプロジェクト」の広告が表示されることがあるのは、このキーワードのせいだ。
別バージョンもある。
映画を見て真実を知ったあなただから出来ることがあります。
フィクションと現実の区別もつかない層に向けられた広告である。
[追記]
「こども 支援」「カンボジア 支援」で、つぎの広告が表示される(「支援」単独では出ない。また「援助」に変えても表示されない)。
わずかな支援がたくさんの子供を救います。
貴方の支援で助かる子供がいる。確実にいる。毎分。毎秒。
いや、だからさ、「月々1000円」を払っている「サポーター」が1430人いて、うち少なからぬ数が複数口払っていて(>150万円/月)、そのくせ26人に月25ドル(<7万円/月)の給料を払って雇用するだけの活動しかできないのにこんなことが平然と言えるわけ?
[追記]
都合よく「まるやきずむ」の"AdSense"広告で1日あたり1件だけのクリックがあった。
1日あたりの収益はUS$0.00となっているが、全期間の合計はUS$0.01増えている。
クリックされたのがどの広告なのかはわからないが、きわめて低い単価のものがあるのかもしれない。
[追記]
「国際協力」でこれが。
カンボジアの子ども達を守る支援サポーターを募集しています